生まれ育った東山区と京都のために 京都市会議員 平山たかお オフィシャルサイト

子供たちのキャリア教育について考える。

先日、藤田京都市副市長とご一緒する機会があり、子供たちのキャリア教育、金融教育について議論をしておりました。
私は銀行出身ということもあり、「金融教育」というものが、子供たちの将来のキャリア形成について必要不可欠のものであると思っています。
たとえば、バイトを始めたら給与受取口座で金融機関に口座を開設します、二十歳になったらクレジットカード、社会人になったら生命保険、家を買ったら住宅ローン等々・・・
一生の中で、金融機関に携わらない人というのはほとんどいません。の割に日本というのは「金融」に対する教育はまだまだであると私は認識しています。
そういった話をしていたら、「一度、’’生き方探求館’’というところを訪れてみて下さい。」と副市長に教わりました。
生き方探求館という施設は、小中学生が職業体験、生活設計体験、モノづくり体験などの生き方探求(キャリア)教育に必要な様々な体験学習ができる施設です。
早速にその施設を訪れ、室長の説明をお伺いし、実際の現場を見せて頂きました。
感想を申し上げると、「なんて素晴らしい施設であるのだ。」と感動。すべて記載するにはブログには収まりきらないほどです。
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(子どもたちが疑似社会人のような体験をするわけですが、まず、施設の造りがホンモノであります。)
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(実際にお給料が出たりします。)
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(新聞を作ったりと・・・
実社会のことがリアルに体験できます。)
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(たとえばライトのようなモノを作成するのですが、ホッチキスを留めるのも、普通は裏まで気にしませんが、もし、これが商品ならばホッチキスでお客様がケガをするかもしれない、その場合は企業の責任になるということで、裏の出っ張りをつぶさないといけないという「プロ意識」まで教えています。)
また、将来、自分が社会人になり、家庭を持ったと仮定して、給料がこれぐらいだから、月々使えるのはいくらぐらいまでで、将来的には車を買ったり、お家を買うにはいくら必要で・・・というように「金融教育」まで行っています。
私は、「金融教育」に関しては、もっと深く踏み込んでもと思いましたが、総じて、非常に素晴らしい施設であると驚いた次第であります。
なぜ、私が小中学生時分にはこの施設に行けなかったのかとお話を伺うと、「かどかわ市長」が教育長の頃、肝いりで作られ、平成19年に完成とのこと。
なぜ、もっと早くに完成しなかったのかと恨めしく(笑)思うと同時に、かどかわ大作京都市長は教育について本当に熱心だと改めて感心。
ちなみに同様の施設は、「京都」と「東京都品川区」にしかないとのこと。
この施設で学ばれた子供たちが将来の京都、日本を担ってくれる時代、そう遠くない未来だと思いますが、私、本当に楽しみであります。
彼ら彼女たちが活躍できる未来の京都のために私も精一杯力一杯頑張りたいと思います。
結びに、お忙しい中、ご案内して下さった職員の皆様、またボランティアで子供たちを指導されている地域の方々、協賛企業の方々に深く敬意を表すると共に、感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
京都市会議員 平山たかお
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(施設の入口に於いて)

平山たかおレポート 市政活動報告

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