生まれ育った東山区と京都のために 京都市会議員 平山たかお オフィシャルサイト

「TPP」について思う。

現在、京都市政においては中央卸売市場の施設整備等々で「食」に対する議題も様々に議論をされているところであります。
「TPP(*)」と聞くと、国政の話題かと思えば、それだけではなく、国でもTPP大筋合意に基づく地方向けの補正予算が策定されたりと、今後の京都市政にも関わってくるものと私は思います。
【(*)TPP<環太平洋戦略的経済連携協定>・・・合計12カ国で高い水準の包括的な、バランスの取れた協定を目指し、交渉が進められてきた経済連携協定】
自民党京都府連青年局では、「青年政治大学校」と題して、定期的に様々な課題に関して、講師をお招きし、講義を受け、意見交換を行うという活動をしています。(詳細は自民党京都府連のHPご参照)
本日、その「青年政治大学校」が開催され、議題は「TPP協定を巡る情勢」、講師に私も先日同行させて頂いた「林よしまさ前農水大臣」にお越し頂き、受講致しました。
「TPP協定」の主な特徴として
〇農産品重要5品目を中心に関税撤廃の例外を多く確保しつつ、全体では高いレベルの自由化
〇自動車等の我が国の輸出を支える工業製品に関して全体で99.9%の品目の関税撤廃の実現
〇サービス・投資等の分野で、中小企業も含めた我が国企業の海外展開促進ルール、約束を数多く実現
等々のご説明がありました。
協定の意義としても21世紀のアジア太平洋地域に「一つの経済圏」を作ることであり、これは世界のGDPの約4割、人口の約1割強を占める巨大な経済圏であります。
また、昨今のグローバル経済下においての新たな視点でもある「知的財産」等の分野についても新しいルールを策定するなど、非常に画期的な取組であることが伺えました。
林先生からは印象的な言葉がありました。「TPPとは明治維新のようなものだよ。」と。
明治以前は、たとえば他府県へ行くことを、「他国へ行く」と表現をしたが、今はそんなことありません。貿易に関しても、インターネットの普及発展、輸送手段の向上等で、国外とは言っても、そんな時代でなくなってきている。そんな新たな潮流に、日本も乗り遅れられないということもあり、「TPP協定」に関しても合意がなされたとの思いを私も持ちました。
今後、このTPPが我が国に、また京都市にどのような影響があるのかは、しっかりと見定めなくてはなりません。
私は市会議員として、今後この「TPP協定」がどのような影響を与えるのかを見定め、京都市に有益なものとなるような方向へと導かなくてはならないと感じます。
京都市会議員 平山たかお
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(講義風景)

平山たかおレポート 市政活動報告

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